モバイルがキーになる?クロスメディア戦略とSEM

検索方法についてユーザーの進化とWEB環境の変化が起きている。

交通広告等で○○を検索というのを見たとしてそれを会社や家についてからPCを立ち上げて検索するのか、また検索しようとしたとして、そのキーワードを覚えているか難しいところ。

モバイルはキーワードが気になった直ぐその場で検索が可能という環境になってきた。

キーワードの記憶が鮮明なまま検索出来るという意味ではPCよりモバイルのほうが強い。

またPCよりモバイルのほうが検索するまでの手間がかからなくて済む。

6月にテレビ広告に検索ワードを表示したマス連動キャンペーンをリスティング広告(Overture、GoogleのPCとモバイル)で実施したのだが、結果として一番コストがかかったのはPCではなくGoogleモバイルという結果になった。

GooglePCとGoogleモバイルのマス連動キーワード比較ではモバイルのクリック数がPCのクリック数の9倍という結果となった。

恐らく4月からドコモにてGoogle検索が利用できるようになった要因は大きいと思うが、テレビ広告からでもモバイルを使って検索をするユーザーが多いという1つの実証になった。

私は普段モバイルで検索することは殆どないのだか、日本において検索という行為自体もPCからモバイルにシフトしている動きを実感が出来た。

広告主としてはこれからはモバイルユーザーを意識し、マス連動ワードにて広告を展開する際はワードが短く且つオリジナリティがあり、Webサイトと連動していることがより求められると思う。

この記事を書いてみて早速駅や電車の交通広告でマス連動ワードが掲載されていたらモバイルで検索してみたい気になってきた。

果たしてモバイルで検索した時にきちんと対応が出来ている企業はどれぐらいあるのだろうか。

せっかくモバイルで検索したのに検索結果に広告出稿しているサイトがなければユーザーは逃げていってしまうだろう。